折込チラシにおすすめの紙質とは？【選定ポイントも紹介】
「折込チラシの紙質にはどんな種類がある？」
「どの紙質が自社にあっているか知りたい」
ポスティングのチラシ作成を検討する上で、上記のようなお悩みはないでしょうか？
折込チラシの紙質は、メッセージの伝達力や受け手の感じる印象に大きく影響を与えます。
本記事では、ポスティングを検討している方に向けて、折込チラシにおすすめの紙質を詳しく解説しています。
記事の目次
折込チラシの紙質を選ぶときのポイント
はじめに、折込チラシの紙質を選ぶときのポイントを紹介します。
下記内容を参考に、折込チラシの紙質を選定しましょう。
掲載内容を考慮する
折込チラシの紙質を選ぶときは、掲載内容を考慮するのがポイントです。
例えば、光沢紙は色が鮮やかに出るので、写真を多く掲載するチラシにおすすめです。
一方、テキストが多めのチラシは、光沢が少ない「マット紙」「普通紙」が適しています。
手触りを考慮する
折込チラシの紙質選択において「手触り」も重要な要素です。
手触りが受け手の感情や印象を直接的に左右し、その結果、チラシのメッセージの受け入れ方にも影響を与えるからです。
例えば、色鮮やかな印象を伝えたいときはツルツルとした触感の光沢紙を選ぶことで、品質の良さをアピールできます。
また、落ち着いた印象を出したい場合はサラサラとした手触りのマット紙が適しています。
コストを考慮する
折込チラシの紙質を選ぶときは、コストを考慮しましょう。
チラシの製作コストは紙質により大きく影響を受けるからです。
例えば、光沢のある「光沢紙」の価格は比較的安価ですが「普通紙」は高価となります。
また、印刷するチラシの枚数によっても価格は変更するため、事前に見積りをとり、予算と照らし合わせながら紙質を選択すると良いでしょう。
折込チラシのおすすめの紙質3選
折込チラシのおすすめの紙質3選を紹介します。
| 紙質 | 価格 | 質感 | 光沢 |
|---|---|---|---|
| 光沢紙（コート紙） | 安い | ツルツル | あり |
| マット紙 | 普通 | サラサラ | 微光沢 |
| 普通紙（上質紙） | 高い | ザラザラ | なし |
光沢紙（コート紙）
光沢紙（コート紙）は、折込チラシの紙質として最も多く使用されています。
特有の光沢があり、手ざわりが滑らかで色鮮やかな印象を与えることができます。
例えば、商品の美しい写真や鮮やかな色を用いたデザインを想定したチラシの場合、コート紙の特性を活かすことで、商品の魅力を最大限に引き立てることが可能です。
| 価格 | 安い |
|---|---|
| 質感 | ツルツル |
| 光沢 | あり |
| こんなチラシにおすすめ | ・写真が多く掲載されているチラシ ・色彩豊かなチラシ |
マット紙
マット紙は、滑らかな紙質です。
手に取ったときのサラサラとした触感は、ユーザーに安心感を与え、より長い時間、チラシを手にとってもらう可能性を高めます。
さらに、マット紙は色調が落ち着いていて、光沢が少ないため、目に優しく、内容をじっくりと読むのに適しています。
| 価格 | 普通 |
|---|---|
| 質感 | サラサラ |
| 光沢 | 微光沢 |
| こんなチラシにおすすめ | ・落ち着きのあるデザイン ・会社案内のチラシ |
普通紙（上質紙）
普通紙（上質紙）は、光沢がなく、ザラザラとした触り心地が特徴です。
上質紙は、特に食品関連のチラシやエコロジーを訴求するチラシなど、地域密着型の店舗が多く使用します。
また、手触りが良く、品質を感じさせることから高級感を伝えるためのチラシにも適しています。
上質紙はその自然な雰囲気と手触りの良さから、さまざまな場面で活用される万能な紙質です。
| 価格 | 高い |
|---|---|
| 質感 | ザラザラ |
| 光沢 | なし |
| こんなチラシにおすすめ | ・テキストが多いチラシ ・アンケート用紙 |
折込チラシ厚みも考慮しよう
最後に、折込チラシの厚みについてみていきましょう。
折込チラシの厚みは、配布目的や視覚的な印象によって選定しましょう。
チラシの厚さはその品質や豪華さ、そして配布の目的に直接影響を与えます。
紙の厚さは「連量（れんりょう）」と呼ばれ、主に四六判サイズ（127×188）の紙1,000枚の重さで表現されます。
例えば「普通紙110kg」の場合、普通紙を1,000枚を重ねたときの重さが「110kg」ということです。
連量が大きいほど厚く重い紙になると覚えておきましょう。
チラシによく使用される連量は、下記の通りです。
| 連量 | 用途 |
|---|---|
| 70kg | 書籍などによく使われる厚さ |
| 90kg | 薄すぎず厚すぎないチラシで最も使われている厚さ |
| 110kg | パンフレットなど、保存してもらう印刷物で使用するときの厚さ |
| 135kg | ポスターなどによく使われるサイズ |
折込みチラシの厚さで迷ったときは、最も使用されている「90kg」がおすすめです。
また、コストを抑えたい方は「70kg」でも良いでしょう。
まとめ
折込チラシの紙質は、受け手の感じる印象に大きく影響を与えます。
「掲載内容」「手触り」「コスト」などを考慮して、紙質を選定しましょう。
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