DMの料金相場|ハガキ・封筒の郵送料と発送代行サービスの目安
DM(ダイレクトメール)を検討するときに、最初に把握しておきたいのが料金相場。「いくらかかるのか分からない」と踏み出せない方が多い領域です。
DMの費用は「宛先リスト」「デザイン」「印刷」「宛名印字」「封入」「発送」の6工程それぞれで発生します。さらに2024年10月の郵便料金大幅改定で、発送費が大きく変わりました。名古屋でポスティングとDM発送を扱っている立場から、2026年現在の料金相場を工程別に整理します。
通常ハガキは63円→85円、定形郵便(50g以下)は84〜94円→110円に値上げ。本記事の料金は2024年10月以降の新料金で記載しています。
記事の目次
DM発送の6工程と料金構造
DMの料金は単一ではなく、複数の工程で発生します。全工程を自社でやろうとすると手間も時間もかかるので、専門業者に一括依頼するのが現実的です。
| 工程 | 料金相場の目安 |
|---|---|
| 1. 宛先リスト | 1件あたり数十円〜(購入する場合) |
| 2. デザイン制作 | ハガキ8,000〜20,000円・封書1〜3万円 |
| 3. 印刷費 | 1枚あたり2〜10円(数量で大きく変動) |
| 4. 宛名印字 | 1通あたり3〜7円 |
| 5. 封入作業 | 1通あたり3〜5円 |
| 6. 発送費(郵便料金) | ハガキ85円〜・封書110円〜(2024年10月以降) |
これらを合計すると、1通あたり150〜250円が実質的なDMコストの目安。10,000通発送するなら150〜250万円規模の予算が必要です。順に詳しく見ていきます。
宛先リストの相場
DMを送る相手の住所・氏名・属性をまとめたリストが必要です。既存顧客のリストを使えるなら自社調達でゼロ円ですが、新規開拓で外部からリストを購入する場合は1件数十円〜100円が相場。
リストには住所のみ・氏名付き・属性付き(年齢・家族構成・購買履歴など)のレベルがあり、属性情報が増えるほど単価も上がります。BtoB向け企業リストは1件50〜200円程度、個人向けで属性が細かいリストは100円超になることもあります。
個人情報保護法・個人情報の不適正取得への規制が強化されているので、リスト購入時は適法に取得・利用できるリストかを必ず確認します。
デザイン制作費の相場
| DM形式 | デザイン制作費の目安 |
|---|---|
| ハガキ片面(シンプル) | 8,000〜15,000円 |
| ハガキ両面(写真多め) | 15,000〜25,000円 |
| A4チラシ片面 | 10,000〜25,000円 |
| A4チラシ両面 | 20,000〜35,000円 |
| A3折りパンフレット | 30,000〜60,000円 |
| 4ページ冊子 | 40,000〜80,000円 |
デザイン費を抑えるなら、Canva・Adobe Express・VistaCreateなどの無料ツールで自作する選択肢も。地域密着のDMなら自作で十分なクオリティが出せます。
印刷費の相場
印刷費は用紙サイズ・印刷枚数・カラー/モノクロ・用紙の種類で変わります。ネット印刷会社(ラクスル・グラフィック・プリントパックなど)を使えば、1枚あたりの単価は大幅に下がります。
| サイズ・条件 | 1枚あたりの単価目安 |
|---|---|
| A4両面カラー 1,000枚 | 5〜10円 |
| A4両面カラー 10,000枚 | 2〜4円 |
| ハガキ両面カラー 1,000枚 | 4〜8円 |
| ハガキ両面カラー 10,000枚 | 2〜3円 |
| 封筒(長3形)印刷 1,000枚 | 8〜15円 |
枚数が増えるほど1枚単価が下がる構造なので、同じ予算なら大量発送のほうが効率的。逆に少量だと1枚単価が高くなります。
宛名印字・封入作業の相場
宛名印字は「ダイレクト印字」(封筒・ハガキに直接印刷)と「ラベル印字」(印刷したラベルを貼る)の2方式があります。
| 方式 | 1通あたりの単価 | 特徴 |
|---|---|---|
| ダイレクト印字 | 3〜5円 | 低コスト・大量発送向き |
| ラベル印字 | 5〜7円 | 高級感あり・少量向き |
封入作業は1通あたり3〜5円が相場。ただし複数物の同梱(チラシ+クーポン+試供品)など複雑な作業になると、1通あたり10円以上になることもあります。
発送費(2024年10月以降の新料金)
定形郵便物(日本郵便)
定形郵便物は、サイズ14〜23.5cm × 9〜12cm × 厚さ1cm以内、重量50g以下。長形3号封筒(120×235mm)はちょうどこの規格に収まります。
| 重量 | 料金(2024年10月〜) |
|---|---|
| 50g以内 | 110円 |
2024年10月以降、25g区分は廃止され、50g以内まで一律110円に統一されました。25g以下のハガキ大の封筒も110円になっています。
通常ハガキ
| 種類 | 料金(2024年10月〜) |
|---|---|
| 通常ハガキ | 85円(63円から値上げ) |
| 往復ハガキ | 170円 |
定形外郵便物(日本郵便)
定形外は、定形のサイズ・重量を超える郵便物。規格内(34×25×3cm以内・1kg以下)と規格外で料金が違います。
| 重量 | 規格内料金(2024年10月〜) | 規格外料金 |
|---|---|---|
| 50g以内 | 140円 | 260円 |
| 100g以内 | 180円 | 290円 |
| 150g以内 | 270円 | 390円 |
| 250g以内 | 320円 | 450円 |
| 500g以内 | 510円 | 660円 |
| 1kg以内 | 750円 | 950円 |
| 2kg以内 | — | 1,350円 |
| 4kg以内 | — | 1,750円 |
ゆうメール(日本郵便)
書籍・カタログなど印刷物・電磁的記録を送るときに使えるサービス。サイズ:長さ・幅・厚さの合計60cm以下、重量1kg以下。
| 重量 | 料金(2024年10月〜) |
|---|---|
| 150g以内 | 210円 |
| 250g以内 | 250円 |
| 500g以内 | 350円 |
| 1kg以内 | 420円 |
カタログ・パンフレット・小冊子など重量のあるDMは、定形外よりゆうメールのほうが安くなることが多いです。
区分郵便・バーコード割引
1,000通以上の大量発送なら、宛名にカスタマーバーコードを印字して郵便番号順に区分けすると割引が適用されます。1〜2割の削減効果があるので、発送通数が多い施策では検討する価値があります。
専門業者に一括依頼するメリット
DMの工程は多く、自社で全部やろうとすると、調達・印刷・封入・発送の各業者と個別契約・調整が必要になります。専門業者に一括依頼すると、印刷から封入・発送までワンストップで対応してくれて、1通あたりの単価も下がります。
特に、大量発送の割引・効率化された封入工程・割引郵便の活用などは、個人や中小規模では使いにくい仕組みなので、専門業者を使うことで実質コストが下がるケースが多いです。
東海配布のDM発送料金
東海配布のDM発送料金は、件数規模に応じた単価設定。印刷から宛名印字・封入・発送まで、ワンストップで対応します。
| 発送数 | はがきDM | 圧着DM | 封書DM | カタログ |
|---|---|---|---|---|
| 1,000通 | 70円〜 | 87円〜 | 80円〜 | 450円〜 |
| 10,000通 | 55円〜 | 60円〜 | 65円〜 | 300円〜 |
| 30,000通 | 50円〜 | 55円〜 | 60円〜 | 280円〜 |
※ 上記料金は宛名印字・封入・発送代行・基本サービス込みの料金。郵送料(ハガキ85円・封書110円〜)は別途。デザイン制作・印刷費は別途お見積りとなります。
「コスト試算をやり直したい」「具体的に1万通発送するといくらになるか知りたい」「業界・業種に合った最適な形式を相談したい」というご相談から大丈夫です。DM発送のサービスページで詳細をご覧いただけます。
名古屋・愛知のDM発送・ポスティングは東海配布へ
DM1,000通70円〜・全国発送対応。
料金試算・最適形式のご提案も無料で承ります。
受付 10:00〜20:00/年中無休
DMの料金は宛先リスト・デザイン・印刷・宛名印字・封入・発送費の6工程で発生し、合計すると1通あたり150〜250円が実質的なコスト目安です。2024年10月の郵便料金改定で、定形郵便50g以下が一律110円・通常ハガキ85円に値上げされたため、今後の予算組みでは新料金を前提にする必要があります。
コストを抑える鍵は、専門業者への一括依頼で工程を効率化すること、ネット印刷会社の活用、大量発送のバーコード割引、定形外より安いゆうメールの活用などです。発送通数や形式によって最適なルートが変わるので、数千通以上の施策では業者に相談しながら最も安いプランを選ぶのが結果的にお得です。


